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ビニールハウスは建築物なの?知っておきたい建築基準法や定義について

      2016/12/13

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ケロ吉
ねぇ、物知りおじさん。ビニールハウスって一体何??
物知り
おじさん
一体何?ってケロ吉、見て分かるとおりだろ?
ケロ吉
あれって建築物になるの?
物知り
おじさん
ケロ吉、お前賢くなったな。よし今日はその点について詳しく教えるからな。しっかり覚えるんじゃぞ。

 

田舎に行けば至るところに見つかるビニールハウス。

ハウスと言うだけあってそのカタチは建物そのものですが、これらビニールハウスは建築物になるのでしょうか?

建築物だとすれば、下手すれば改造して住居としても使えそうな気もしますが…

果たしてこの答えはどうなのでしょう?

今回はビニールハウスは建築物なのかについてその真相を徹底的にまとめていきたいと思います。

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ビニールハウスは建築物?

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早速、なんとも気になるビニールハウスのあり方は建築物なのか?についてお答えしますと答えは

建築物になる

になります。

っということは、ビニールハウス=建築物となると建物を建てる訳ですから役所に「確認申請」を提出しなければいけませんが…

実はビニールハウスにおいてはほとんどの場合、ビニールハウスを建てたという「確認申請」は必要ありません!

ちょっと矛盾点が多くなってゴチャゴチャしてしまいますがまずは、建築物であるビニールハウスの定義を確認していきましょう。

ビニールハウスが建築物かについて建築基準法の定義を確認したところ下記のように定義されています。

「土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの(これに類する構造のものを含む。)これに附属する門若しくは塀、観覧のための工作物又は地下若しくは高架の工作物内に設ける事務所、店舗、興行場、倉庫その他これらに類する施設(鉄道及び軌道の線路敷地内の運転保安に関する施設並びに跨線橋、プラットホームの上家、貯蔵槽その他これらに類する施設を除く。)をいい、建築設備を含むものとする。」出典:建築基準法 第二条一

内容は「?」マークだらけですが、その中の

「土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの」

この点を確認するとビニールハウスは建築物であることが分かるわけです。

となると、先ほどお伝えしたとおり、建築物を建てるからには役所に「確認申請」が求められますが、ぶっちゃけた話、ビニールハウスでの「確認申請」を求められることはほとんどありません!

っというのも建築基準法の(法第2条第1項第1号)を見ると下記のように記されています。

 

建築物とみなされないビニールハウス

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建築物とみなされない条件は次の条件を満足すること
1建設敷地が農地であること。
2建設敷地は、温室内外を含めて農業生産物の栽培以外に供さないこと。
3建設敷地は、温室内外を含めて形質の変更を行わないこと。
4ビニール、ガラス、強化ポリエステル等の温室で、主に太陽光を利用するものであること。

考え方
農地上のビニール温室は建築物として扱わない。(S49.7.23建指319号)
農地転用を必要としないものに限り、スプリンクラーなどの生産用装置と同等のものと考え、建築物とみなさない。
出典:建築基準法 解釈と説明

文章だけ見ると理解するのが大変ですが、一体どういうことなのか?というと、

ビニールハウスは条件さえ守ればほとんどの場合が建築物に該当しない

ということですね。

何とも曖昧な答え(笑

でもこの答えの意味、なんとなくわからなくもないです。

もしビニールハウスが建築物だとして「確認申請」が必要となると農業目的ではない家庭菜園も含めたビニールハウスの「確認申請」が必要になる訳ですからね。

こうなると恐ろしい数の建築物の確認申請に追われますし、ビニールハウスを作る側も困ってしまいます。

「自宅で家庭菜園するのに許可って?どゆこと?」

ってなっちゃいますもんね。

もちろんそれ以外を考えても農業用のビニールハウスは構造的にみるとその他の建築物と比べても永く続く建物でもありませんしむしろ脆いです。

天災にかなり左右されますからね。

おそらくですが、こういう理由もあってからか、ビニールハウスに条件を設けることで

ビニールハウスは建築物なのに建築物にあたらない。

と捉えられているようです。(条件ありきですが…)

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ただし注意して欲しい点が2つ

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ビニールハウスは条件をみたせば建築物だけど、建築物にあたらない。

ですが、注意しておいて欲しい点が2つだけあります。

この点を知らずしてハウスをはじめ失敗したと後悔しない為にもしっかりと頭に叩き込んでおいてください。

 

その1.宅地でのハウス建設は確認するべき

ビニールハウスの建設を農地でルールを守って行う場合、建築物とみなされませんが、

宅地にビニールハウスを建築する場合

は問題があります。

先ほどご紹介した、建築基準法の内容に

「農地上のビニール温室は建築物として扱わない。(S49.7.23建指319号)」

という文章があります。

これは「農地」と意味し、「宅地」は該当していない。

っということは、宅地にビニールハウスを建てるということは完全なルール違反になるということになります。

宅地は、農業をする為の場所ではありませんからね。

宅地でハウス農業を始めたはいいが、後々、処分が下って後悔しないように注意してください。

もし宅地で農業を行う場合は、土木事務所に相談することをおすすめします。

 

農業目的以外で使用しない

ビニールハウスはルールさえ守れば建築物とみなされませんが、それ以外での使用変更はしないことをおすすめします。

住宅や居酒屋等の使い方をすれば、それは農業用のビニールハウスとみなされず建築物として扱わされる可能性がありますからね。

農業用としてビニールハウスを扱っていく上では上記にも引用文を記載している通り条件にのっとって正しく行っていくことが1番です。

ちょっとした安易な行動がきっかけで市や県から処分を受けない為にも、農業でビニールハウスを建築する場合はルールにのっとって正しく行っていきましょう。

後々、ツッコまれても知らなかったではすみませんよ!

 

まとめ

 

最後にビニールハウスのあり方を簡単にまとめると

ビニールハウスは建築物

条件を守れば建築物にみなされない

ですね。

法律ばかり気にしすぎると頭でっかちになりすぎて動きが鈍くなりますが、基本的に農地であれば問題なしです。

あまりむずかしく考えず、ビニールハウス=農地でシンプルに考えていつかの農業計画を進めてくださいね。

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