いちご農家は儲かる?気になる収入・年収や稼ぐための知識を伝授
2016/12/13
おじさん
おじさん
ビニールハウスで農業を考えるとまず1番最初にイメージしやすい農作物いちご。
同級生や知人も含めて実家がいちご農家をやってる等、そんな話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
農業というイメージが残ることから地味なイメージですが・・・
ただいちご農家に興味がある方で1番気になるのがいちご農家の収入や年収ではないでしょうか?
毎年やっていけるということはそれなりに収入があるはず・・・
実は儲かるのでは?
という方も多いと思うので(笑
いちご農家は儲かるのか?気になる収入や年収をまとめてご紹介します。
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いちご農家は儲かるの?
まずはじめにいちご農家は儲かるのか?この点について四の五の言わず、その答えを申し上げますと
いちご農家は儲かる
です。
あまり儲かるイメージがない農業の農作物の中でもご飯を食べていける部類に入る訳ですからそりゃ当然儲かっているわけです。
いちご自体、各都道府県で品種が違い、またブランドがあるぐらいですからね。
当然、そういったブランドを育てるとなるとそれなりの収入が入ってくる事は間違いないでしょう。
ただいちご農家は儲かる以上に始めるとなると初期投資が馬鹿高く恐ろしいです。
詳しくは
の記事にまとめていますので気になる方はご参考頂けたら幸いです。
気になる収入はいくら?
数ある農作物の中でもトップクラスに儲かるいちご農家ですが、気になる収入はというと
平均で30万
になります。
「えっ?サラリーマンとあんまり変わらない・・・」
って感じの方もいらっしゃるかもですが、上記はあくまで平均の数値です。
いちご限らず、全ての農作物は1年の収穫量や質で収入が大きく変わってきます。
- 少ない時は30万以下
- 多い時は50万以上
等、大きく変動する可能性があることを考えておきましょう。
ちなみに雇われの場合、雇用形態にもよりますが月収の平均は15万~30万になります。
上手くいけば年収1000万越え
いちご農家の気になる年収についてですが、正直、収入と同じでピンきりです。
先ほどいちご農家の収入の平均をあげたとおり年収も同じように年単位で変動します。
ちなみに具体的な金額を決めるとするならばそれこそいちご農家の規模にもよりますが
- 300万~1000万以上
等、農家によって差があることも事実です。
さらに農業と言う職業は相手が自然ですので年収も大きく波打ちます。
いちご農家限らず、その他の農作物を含めて年収に安定性はない!
だからこそ、年収は良い時もあれば悪い時もあると考えた方がいいでしょう。
ただいちご農家は他の農作物と比較するとやり方次第、頑張り次第にもよりますが、年収1000万を越えやすい職業でもあります。
元々いちご自体、地域でブランドがあるぐらい人気で、消費者も好む農作物なので作れば作るほど売れる可能性は高いでしょう。
例えるならそれは漁業でいう、カツオ?に似ています。
結局のところ
繁忙期シーズンでどれだけ収穫できるか?
が勝負の決め手です。
自分次第でいくらでも年収を変えることができる、しかも年収は1000万単位!
こういった夢が描けるのもいちご農家の魅力ではないかと思います。
補足ですが、年収は所得とは違います!
年収と聞くとその金額が丸々手元に残るイメージがありますが手元に残るお金は年収から経費などを引いた金額(所得)になる事を覚えておきましょう。
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いちご農家で稼ぐには?
年収1000万という、サラリーマンでは中々ありえない数字を稼ぐ事ができるいちご農家。
ただ収入や年収をみると自然が相手である為、毎年同じような収穫ができず、稼ぐ年と稼げない年もありますが・・・
そんな中でいちご農家として大きく稼ぐ為にはどのようにすればいいのでしょうか?
ここでは、いちご農家をしている方、またいちご農家を考えてる方の為に。
いちご農家で稼ぐ方法をこっそりとご紹介します。
その1.規模を拡大する
いちご農家で大きく稼ぐ為にやるべきことが規模を拡大する事です。
いちご農家の場合、
ビニールハウス1棟×単価×量=収入
なので、ビニールハウスを増やせば増やすほど当然、収入は増えていきます。
もちろんハウスを増やせば管理するのもその分、多忙になり、人を増やさざるを得ませんが・・・
上手くいけば3~4人の労力で年収1000万はみえてくるでしょう。
その2.販売経路を作る
いちご農家でガチで大きく稼ぎたいのであれば、新しい販売経路を作っていきましょう。
いちご農家のそのほとんどが、販売経路を作らず、JAや市場等の組織に出荷し収入を得ていますが・・・
これではある程度は、稼げても大きく稼ぐことはできません。
このような組織にいちごを出荷する場合、組織も設ける為にも
- サイズ
- 糖度
などの決まりがあり、その規格を通らない、販売できずに破棄せざるをえません。
せっかく愛情を込めて育てた、いちご。
傷や大きさが違っても食べられるのに捨てるのは正直もったいないですよね。
そんな食べれる美味しいいちごを自分達でコントロールする為にも
・いちご狩り
・加工販売
・直売
等を行い、販売経路を作る。
上手くいけばそれこそ収入は大きく拡大することは間違いありません。
その3.コストを抑える
いちご農で大きく稼ぐ為には質を高め、量を増やす事も大事ですが、コストを抑えることもとても大事なことです。
いちご農家になるといちごを育てる為に
・農薬
・肥料
・資材
・暖房
・人件費
等など、様々な出費が必要になります。
これらの出費を総合するとそれは恐ろしく馬鹿でかく、下手すれば年収の半分が経費に持っていかれることも少なくありません。
いかにコストを抑えるか?
いちご農家限らず、仕事をする上でコストを抑える工夫は稼ぐ為に大事なポイントです。
まとめ
今回はいちご農家についてまとめてみました。
最後に簡単におさらいをするといちご農家は
・儲かる
・年収は1000万以上もいける
・稼ぐ為には工夫が必要
ですね。
いちご農家は数ある農作物の中でも儲かる農作物であることは間違いありませんが、その分、過酷な仕事でもあります。
たち仕事に中腰仕事はもちろん、ピークシーズンでは毎日毎日連日連夜収穫してはパック煮詰める。
天災にあえば全てがパーな上に初期投資が恐ろしく高い!
正直楽して儲かるなんて考えをしていたら後悔しか待っていないでしょう。
ただそんな過酷な仕事ではありますが、年収1000万を狙える魅力的な職業であることも事実!
もし、いちご農家を目指すのあれば、どちらかというと安定的な年収よりも成果主義型が好きな人の方がおすすめの職業かもしれません。